誘電加熱装置は、 電磁波 を印加された被加熱物の材質で決まる誘電率（ε）と損失角（tanδ） によって自己発熱する原理を応用した装置です。

 用途・目的に応じて1MHz〜300MHz  数100W〜数100kW の 高周波電源、整合回路、電極と呼ばれるアプリケータ、補助熱源、冷却装置、温調器、制御回路、 コンベアなどの搬送系、雰囲気系が組み合わされます。

対象となる被加熱物は誘電体（＝電気的絶縁物）です。 プラスチックス、ゴム、植物、皮革、紙、繊維、セラミックス、ガラス、食品、水、薬品などです。

装置例

誘電加熱の特徴

誘電加熱の原理